事業税とは
2023年4月14日
事業税は個人事業・法人事業に関わらず、事業をおこなっているものにかかる税金のことです
上記のように事業税の種類は2種類
- 個人事業税
- 法人事業税
目次
個人事業税
個人・・つまり法人登記していない事業所の所得に対してかかる税金
例)従業員5人未満で運営している小さな店舗など
個人事業税の税率について
個人事業の税率は商売の種類によって変化します
- 第一種事業
これは主に製造や飲食業、金融業などで税率は5%になります - 第二種事業
これは漁業などの水産業や養豚場などの畜産業がこれにあたり4%課税されます - 第三種事業は二つに分かれています
①税理士や会計士それから司法書士・弁護士らが該当。俗にいう士業と呼ばれる職業の方々が該当します。5%です
②医師やマッサージ師などは3%
個人事業税の計算方法
前年の所得 - 事業主控除 = 課税所得です
事業主控除は290万円と決まっており、その金額が前年の所得から控除されます
前年の所得が290万円以下であれば税金は一切かからないことになります
課税所得 × 税率 = 個人事業税の支払額 になります
** 法人事業税
個人ではなく法人として登録している事業所の所得に対してかかります
法人事業税の税率は
こちらでは最も多く存在する普通法人の事業税率についてご説明いたします
年間所得の内 400万円まで | 2.7% |
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年間所得の内 400~800万円まで | 4.0% |
年間所得の内 800万円を超える部分 | 5.3% |
このようになっています。
法人事業税の計算方法
まず所得を出します
売上 - 経費 = 所得 ですね
所得 × 税率 = 支払うべき事業税となります